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【日系投資ファンド】
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バイアウトインベストメント
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アント・キャピタル・パートナーズ
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アントキャピタルのバイアウトインベストメント

真の企業価値の向上

バイアウトインベストメントグループは2000年に設立以来、中堅企業を主な投資対象とし、これまでに7つのファンドを通じて国内でトップクラスの支援実績・知見を有しております。

“True Partnership”を基本的信条とし、自ら経営に参画して”真の企業価値の向上”を追求するオペレーショナル・バイアウト投資のパイオニアとして業界を牽引してきました。

当グループは、事業承継、資本政策の見直し、大企業による事業ポートフォリオの再構築等のニーズに対して、資本参加という形で応え、単なる株主という立場ではなく、自ら経営に参画することによって企業の潜在的成長力を具現化し”真の企業価値向上”を目指します。

第1号ファンドの設立以来、価値判断の基準を投資先企業に軸足を置き、投資先企業の経営陣・従業員との揺るぎない相互信頼関係の構築を投資実行の前提としております。全ての関係者がビジョンを共有し、一つの方向に向かって深くコミットしていくことによってはじめて、”真の企業価値向上”が、皆が良かれと考える方向にて実現できると考えております。こうした結果、グループの基本的信条であるアントの”True Partnership”について投資先企業などから大変高い評価を得ています。

Policy ─投資方針─

気骨のハンズオン

当グループは、国内の中堅企業もしくは日本国内を主な市場とする海外の中堅企業を対象に投資を行っています。国内の中堅企業の中には優れた人材、製品・技術、ビジネスモデル、ブランドを保有しているポテンシャルのある企業が多く存在しますが、残念ながら緻密なマーケティング戦略、ロジカルな経営管理、調達・製造・販売に関する海外展開力等の経験がないために本来企業が持つ潜在能力を十分発揮できていない企業が多く見受けられます。

当グループのメンバーは単なる金融の専門家ではなく、メンバーの半数近くが過去投資先もしくは他社で社長の経験を有しており、多くの企業経営を経営してきたノウハウに基づき、そうした中堅企業の企業価値向上に成功してきております。投資先1社あたり数名の当グループ担当者が自ら経営支援に携わり、深くコミットしており、業界において当グループのハンズオンは「気骨のハンズオン」と呼ばれております。

投資対象:重視するポイント

業種・業界:全ての業種・業界が検討可能

候補企業・取引:安定したキャッシュフローが見込まれる中堅企業

以下のような特徴を持つ企業・取引:

01オーナー企業の事業承継

02未上場企業の資本政策の見直し、上場企業の非公開化

03大企業による事業ポートフォリオの再構築

事業のポテンシャル:企業価値向上へ向けた実現性の高い戦略・施策の策定が可能

01経営陣とのディスカッション・相互信頼を重視し、ともに企業価値向上を目指すことができる

将来の企業ビジョン:将来の資本政策・株主構成に関する認識の共有

01企業の長期的な成長にとって最良の結論を模索

02投資実行の前段階から経営陣と協議

 ─投資手法紹介─

投資の特徴

気骨のハンズオン

経営支援も単純に素晴らしいノウハウだけを移植しようとしてもうまく行かないケースが多々見受けられます。ノウハウを頭ごなしに強要するのではなく、現場が心底理解した上で実行されるかどうかが改善の成否の重要なファクターとなります。当グループは長年の経験に基づき、役職員の目線に立って同じ立場で経営を考える必要性を熟知しており、その結果経営のノウハウの移植がスムーズに実行されることを理解しています。社内には門外不出の「ハンズオンの掟」なるルールが存在しており、当グループのメンバーは投資先での発言の仕方や振る舞い方まで徹底して指導されています。 そのような方針の上で、「見える化」、「考える化」、「実行する化」の3つのポイントを約3~4年にかけて改善することで、「IPOにも堪え得る筋肉質な経営体制」を構築してまいります。

投資後1年目:見える化

月次決算の精緻化を行い、経営に必要な指標(KPI)の洗い出しと共有を行う。

投資後2年目:考える化

KPIに基づいた、PDCAサイクルを全社ベースで実行し、成功・失敗要因の分析と改善案の提案ができるレベルになる。

投資後3年目:実行する化

PDCAサイクルに基づいて提案された改善案や新規ビジネス等を実際に実行し、結果に繋げられるレベルになる。

経営改善アプローチ

「IPOにも堪え得る(上場会社にも準じる)筋肉質な経営体制」の構築を支援していくこと

IPOができる経営体制①『見える化』

『見える化』=正しい現状認識のための数値情報把握

経営管理に必要な情報・データを数値で示し、業績に関する現状認識が正しくできる仕組を作ること

決算体制01精緻かつタイムリーな決算データの整備

管理会計制度01経営管理に必要な粒度の損益構造とKPI*1の把握

ITインフラ01人による作業を介しない情報・データの集約、アウトプット

『見える化』に必要なこと

決算体制

01決算体制(月次・四半期・年次)の整備

月次決算の精緻化・迅速化

決算処理方法の確立(決算仕訳、調整勘定の統一)

財務データと実態の整合性確認

02税務会計から財務会計への転換

03連結財務諸表の作成

管理会計制度

01収益構造の分解とKPI設定

02部門別損益・商品別損益等、管理単位の細分化

03原価計算制度によるコスト管理の見直し・再構築

ITインフラ

01生産・在庫・販売システムの見直し・再構築

02上記業務系システムと連携した経理システムの構築

IPOができる経営体制②『考える化』

『考える化』=数字に基づくロジカルな経営

『見える化』により把握した数字に基づくロジカルな分析を行い、本質的な課題の認識及び解決策の立案ができる体制を作ること

KPIによる経営管理

01KPIの目標設定

02KPIモニタリングによる業績月次分析・予実管理

経営会議の活性化・高度化

01月次分析に基づく経営課題の認識及び解決施策の立案

02合議型の経営会議の確立

『考える化』の具体例

KPIによる経営管理

01ファクトデータの分析によって、顧客セグメント別・商品別等の収益構造を明らかにする

02いくつかの重要なKPIに関して、予算比・前年比の実績と乖離要因を、経営陣が共有する

経営会議の活性化・高度化

01実績を踏まえた翌月の改善施策が、各部署から経営会議に報告される

02分析結果に基づき、経営会議で協議した結果、即座に次なる打ち手を講じられる

03オーナーの独断ではなく、分析に基づき経営陣で協議した結果、施策が決定される

IPOができる経営体制③『実行する化』

『実行する化』=現場への浸透力

現場が自ら考えて実行できる仕組みを作ること

職務と権限

01権限を委譲しながら、個々人の権限で考えて行動できる仕組み

業務フロー体制

01明確な職務と権限の中で日々行われる業務フロー体制

インセンティブ制度の導入

01会社利益の最大化を役職員個人レベルまで浸透させるためのインセンティブ制度

『実行する化』に必要なこと

従業員個々人がどのように会社に貢献しているかを知り、それが公正に評価される仕組み作り

職務と権限

01組織的な会社運営のための社内諸規程の整備

02現場の機動性を勘案した権限裁量の明確化

業務フロー体制

01職務と権限に見合った各種業務フローの見直し・再構築

02内部統制の構築による相互牽制の仕組み

インセンティブ制度の導入

01最大公約数で納得できる人事制度の導入

従業員のモチベーションを維持向上させる成果型人事制度

企業文化・企業風土に根ざした人事制度

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アント・キャピタル・パートナーズとは

Management’s Message

国内の中堅・中小企業にフォーカスした投資のプロ集団

わが国の全ての企業に中堅中小企業が占める割合は99%を超えると言われています。わが国のGDPの多くは、中堅中小企業の日々の弛まぬ努力の成果と言っても過言ではありません。サプライチェーンの多様化やターゲットとするマーケットのグローバル化が加速しています。こうした事業環境下にあって中堅中小企業におけるグローバル人材の不足、海外事業経験の不足、さらには資金不足によって、潜在的に持てる力を十分に発揮できないまま、国内マーケットの停滞を脱しきれていない企業が数多く存在します。

さらに、経営者の高齢化が進み、事業承継が大きな問題となりつつあります。創業者一人に依存しない組織的な経営体制の導入が遅れ、次世代へのスムーズな経営移行に支障が出ています。

アント・キャピタル・パートナーズは中堅中小企業が抱えるさまざまな課題を十分研究し尽くした上で、創業以来徹底した「気骨のハンズオン支援」や「資本構成の再構築支援」により投資先企業の事業価値を高め、高いパフォーマンスを確保する投資戦略をとってきています。投資に携わるメンバーは、専門的な金融知識や経験をアドバイスするだけではなく、ほとんどのケースにおいて、自ら投資先企業に常駐し事業運営に深く関与することで、業績改善、企業価値の増大を行ってきました。私たちは投資のプロフェッショナルであると同時に優れた事業遂行能力をも全員が兼ね備える経営のプロフェッショナル集団でもあることを目差しています。

投資担当者のコミットメント

社外取締役として取締役会などで経営上のアドバイスする程度の支援でも「ハンズオン」と表現することがありますが、アント・キャピタル・パートナーズの「気骨のハンズオン」はアドバイスだけではありません。投資担当者はパッション(情熱)とコミットメント(誓約)をもって担当案件に取組み、多くのケースで自ら常駐して投資先の役職員の方々と日々の経営に携わります。

バイアウト投資では、投資後、投資先企業の方々とともに経営指標(KPI)をきめ細かく設定し、全員がKPIを常時意識して議論され経営判断が下される企業体質に変革させ、現場の末端までPDCAサイクルを徹底できるようにコーチングを行うこともあります。

アント・キャピタル・パートナーズの担当者は投資先企業の現場と、とことん一体化し、力を合わせて経営支援にあたりますので、譲渡に伴い退出する際に、譲渡先企業や売却先の新しい株主から「ここまでファンドが深く企業に溶け込んでいるとは」というコメントをいただくことも稀ではありません。アント・キャピタル・パートナーズが高い投資パフォーマンスを実現できている理由のひとつに、私たちの徹底した「気骨のハンズオン」があることがお分かりいただけると思います。

ソリューション投資では、投資先企業の経営陣との厚い信頼関係をベースに、経営側面から支援に徹しています。創業経営者や経営陣が抱える多岐にわたる問題や課題に対し、一つひとつ丁寧にソリューションを考え解消するための提案をさせていただくことがアント・キャピタル・パートナーズの強みであり最も得意とするところです。事業承継問題やグローバル化対応、株主構成の是正や再構築など、わが国のソリューション投資業界で最も長い経験と数多くの投資回収実績を持つアント・キャピタル・パートナーズならではの問題解決能力を創業起業家や投資先企業に提供するとともに、投資家の皆様には最高の投資パフォーマンスを提供することが、投資担当者の使命だと考えています。

豊富な投資経験と投資のプロフェッショナルとしてのプライドに賭けて

2001年に設立したバイアウトのカタライザー1号ファンド以来、アント・キャピタル・パートナーズは数多くのプライベート・エクイティ投資実績を積んでまいりました。苦しくもつらい経験や厳しい結果に終わったケースから多くのことを学んできました。成功体験だけでなく失敗体験があることによって、審査体制の強化、投資先候補を見極める眼力の先鋭化、調査・評価能力の向上、経営支援体制の充実が図られ、投資担当者一人ひとりの投資スキルを洗練できたと考えています。まさに投資は経験のビジネスであり、私どもは投資現場での真剣勝負を経てはじめて、最も適切で実効性のある経営アドバイスとハンズオン支援が行えるのだと考えています。豊富な投資経験を有するプライベート・エクイティ投資活動を通じて、わが国の中堅中小企業が世界で活躍するグローバル企業としてさらに大きく発展し、ひいてはわが国の産業を再興し、日本経済を再び成長軌道に押し上げることに、貢献することがアント・キャピタル・パートナーズのミッションです。そしてプライベート・エクイティ投資のプロフェッショナルとしてのプライドを賭けて最高の仕事を成し得たいと考えています。

Ant Capital Partnersの基本的信条

投資に関して

投資に際しては情実を排し収益的合理性を重視して厳しく選別する

投資は投資先との信頼関係の構築が前提であり、投資先、株主、出資者との信頼関係が損なわれかねない状況においては、当社への信頼の維持が利益に優先する

投資先には積極的に関与し、企業価値の増大をもたらすことに全力をつくす

本質的な課題に応え、人の喜びを創造するために、つねに常識を疑い、大胆な変革者であり続ける

職務の遂行に関して

最高の人材を求め、少数精鋭とし、お互いを尊重し、チームワークを重視する

妥協のない高潔さとプロフェッショナルとしての行動規範が求められる

名より実を優先し、言葉より実践を重視する

法令を遵守し、誠実かつ公正で信頼される企業人である

チャレンジングな目標を設定し、楽しみながら結果を出すことに集中する

全ての行動を迅速に、全ての活動に境界を、そして全ての目標に限界を設けない

職場環境に関して

社員の多様性を尊重し、多彩な技能、意見、バックグラウンドを持った人々が積極的にリーダーシップを発揮し、自分だけでなく周りの人間の能力や可能性をフルに引き出せるような職場環境を築く

組織的な階層を最小限に抑え、権限と責任を明確にする

問題の解決と実行には全員の関与を求める

社員の家庭と仕事の調和を保てるよう配慮し、社員が家族への責任を果たせるよう応援する

社名アント・キャピタル・パートナーズ株式会社
創業2000年10月23日
本社〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-2-1 東京海上日動ビルディング新館5F
代表者代表取締役社長 飯沼 良介
事業概要2000年の創業以来、徹底した「気骨のハンズオン」を標榜し国内のスモール・ミッドマーケットにフォーカスした投資を行ってきました。バイアウトインベストメントグループは投資先企業において数々の業績改善の成果をあげており、またソリューションインベストメントグループは流動性の乏しいマーケットに株式の流動化と資本構成の再構築というソリューションを提供してきています。アント・キャピタル・パートナーズはいずれの投資活動においても、最終的には投資先企業の役職員の方々に喜んで頂けるような支援ができて、初めて投資リターンの最大化につながると考えています。

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