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テクノロジーを活用し、ビジネスモデルの変革を目指す金融機関、およびフィンテック(FinTech)をビジネスチャンスと捉える企業に対し、戦略立案から実行および保証業務を含めた各課題への対応のサポートまで幅広く支援します。
フィンテック推進サポートの流れ
豊富な金融ビジネスの事業戦略構築支援実績
国内のみならず海外の事例や動向を踏まえた支援
規制やリスクの視点も踏まえた事業戦略構築
幅広いステークホルダーとの連携
システム開発・導入支援
新規事業および規制対応などに伴うシステム開発への豊富な支援実績
事業戦略への理解を前提として最新テクノロジーを生かした迅速かつ低コストのシステム開発支援
システム開発・導入支援
新規事業および規制対応などに伴うシステム開発への豊富な支援実績
事業戦略への理解を前提として最新テクノロジーを生かした迅速かつ低コストのシステム開発支援
保証業務
FinTech企業と既存の金融機関との協業・提携・合併時におけるITセキュリティや規制、業務プロセスの違いなどの課題への対応をサポート
国内外の最新事例に基づくカスタムメイドなサービスを提供
企業活動の遂行は、企業自体が社会から信頼されていることが前提となります。PwCあらた有限責任監査法人は、財務報告や内部統制、ITガバナンスなどに対する保証業務を通じて、企業の、社会からの信頼性向上に貢献してまいりました。また、保証業務以外にも、ITガバナンス、法規制、業務プロセス、会計、リスク評価等に関するアドバイザリー業務の提供を通じて、企業の強固な体制づくりをサポートしてきました。
「フィンテック」の潜在的な破壊力は極めて高く、伝統的な経営環境を激変させる可能性があるため、各企業がどのようにこの変化に対応していくのかについて、社会の注目が集まっています。
PwCのグローバルフィンテック調査によると、フィンテック企業と既存金融機関が協業・提携・合併する上での課題として、ITセキュリティや規制、業務プロセスの違いなどが指摘されており、PwCはアシュアランスサービスを通じてこのような課題への対応をサポートいたします。
またフィンテックに対応する独自のチームを擁し、常時クロスボーダーで連携する体制を整えています。国内外における最新の動向を取り入れた高度な分析に基づき、具体的なソリューションを提案してまいります。
「変革」する組織、盤石な備えをサポート
オペレーション変更・新規オペレーション導入支援業務フロー変更の影響分析
内部統制構築・高度化支援
社内規程整備支援
システム変更・新システム導入支援Fintechビジネスにおけるシステムリスク分析支援
システムリスク管理の高度化支援
導入フェーズにおけるリスク評価/定着化支援
コンプライアンス遵守態勢構築アドバイザリー法規制変更の影響分析
社内規程整備支援
内部監査高度化支援
不正リスクモニタリング強化支援
海外事業展開に対する具体的なソリューション提供
財務報告、システム、業務プロセスに関する診断
会計アドバイザリー業務(IFRS導入支援、GAAPコンバージョン業務、決算期統一・早期化支援)
海外子会社管理支援
グローバル連結経営管理支援
内部統制の最適化支援
海外事業の内部監査支援
スタートアップ企業が求められる体制構築を包括的に支援
株式公開準備
法規制対応(資金決済法等の金融関連法規や、各種金融庁指針・ガイドラインに定められた要求事項への対応)
内部統制構築
会計監査、内部統制監査
高まるITリスクの低減活動を強固にサポート
新サービス提供に係るセキュリティ要件レビュー
システム信頼性・可用性の高度化支援
インシデントレスポンス
プライバシー情報管理態勢の整備、構築
サイバーセキュリティ高度化支援
新たなテクノロジーが今後の成功に欠かせないものとなった今、企業はテクノロジーに対してどのように取り組めばよいでしょうか。
各企業がその第一歩を踏み出せるように、PwCは250以上の最新テクノロジーがビジネスに及ぼす影響やその実用可能性について分析し、最も重要な8つのテクノロジーとして、「エッセンシャルエイト」を特定しました。 このエッセンシャルエイトは今後3~5年の間、業界を問わず、ビジネスの世界で最も必要とされる主要なテクノロジーであり、企業が今すぐ導入を検討すべきテクノロジーと言えます。組み合わせる戦略は企業ごとに異なりますが、エッセンシャルエイトを活用すればビジネスや従業員、顧客に対して世界規模で大きな恩恵をもたらすでしょう。
<AI>
ソフトウェアのアルゴリズムが人間の思考回路や感覚を模倣し、複雑な意思決定を自動化します。AI(Artificial intelligence:人工知能)は一つのテクノロジーを表すものではありません。AIの一部分であるマシンラーニング(英語)は、大量のデータを取り込み、自ら学び、理解し、理由づけ、計画して行動するようなコンピュータープログラムに特化されています。マシンラーニングは有意義な製品やサービスを生み出す大きな可能性を秘めています。例えば、病院では大量のスキャン画像を用いた迅速かつ正確なガン検知・診断、保険会社では車の損傷をデジタル上で自動認識・評価、また、セキュリティ会社では長いパスワードから音声認証への切り替えなどに利用されることが考えられます。
<AR>
AR(Augmented reality:拡張現実)は利用者が現実に見ている世界を拡張するために、デジタル情報を使って、バーチャルの視覚または聴覚情報を重ねる技術です。
AR機能を搭載したスマートグラスは、倉庫の作業員が正確に注文を処理したり、航空機メーカーの従業員が機体を組み立てたり、電気工事士が修理をしたりする場面で役立ちます。シームレスかつ目立たない方法で実作業の場に情報を提供できる意義は計り知れません。
このように現実世界と仮想世界の融合を可能にするARは、ビジネス全般に新たな可能性をもたらしています。
<ブロックチェーン>
ブロックチェーン(英語)は分散型のデジタルデータベースです。広い意味では信頼性・匿名性の高い方法でネットワーク内に発生した取引を記録・確認する、ソフトウェアアルゴリズムを用いたデジタル台帳のことを指します。
取引の記録はネットワーク内の複数のユーザーの間で共有され、一度入力した情報は改変することができません。ブロックチェーンは自律的なデジタルコマースの時代に頭角を現す可能性を持っています。
<ドローン>
ドローン(英語)はデザインによって性能が大きく異なります。離陸に広いスペースを必要とするものもあれば、狭い空間に入り込めるものもあります。そのほか、水中や水上で稼働するものや、半自動(リモコン使用)または完全自動(コンピューター制御)で稼働するモデルもあります。
企業は監視や観測、スポーツ、映画撮影、配達など、さまざまな場面でドローンを活用しています。
<IoT>
IoT(英語)(Internet of Things:モノのインターネット)は、センサーやソフトウェア、データ処理機能を内蔵したデバイス、車、家電などインターネット接続を介して形成される物理的なモノのネットワークです。これによって、人の手を介さずデータを収集・交換し、データにもとづいて動作することができます。また、産業用IoT(IIoT)とは、製造などの工業の各部門においてIoTを利用することを言い、「インダストリー4.0(英語)」とも呼ばれます。
<ロボティクス>
ロボット(英語)とは検知能力や制御能力、知能を強化した機械のことで、人間のさまざまな活動を自動化、増強または支援するために用いられます。ロボット産業は、幅広いサービスに活用されることで成長が約束されています。ロボットは目まぐるしく変化する不確かかつ制御しきれない環境において、人間を危険にさらすことなく作業するという課題に取り組む新たな能力を持っており、ロボティクス(ロボットの活用)が製造業や非製造業の経営を大きく変化させています。\
<VR>
VR(英語)(Virtual reality:仮想現実)により、物流上の制限はなくなりました。コンピューターで作成した3D画像や環境によるシミュレーションにおいて、作業者は特別な機器を使うことで現実と同様にシミュレーションと通信を行うことができます。
ゲーム業界やエンターテインメントの世界がVRの主たる舞台となっていますが、VRはその他多くの業界にも変革をもたらす可能性を秘めています。例えば、危険が伴い、多額のコストがかかるような体験型トレーニングを行う際に、作業員が現実世界では負うはずの大きなリスクなしに訓練を行えるようになるかもしれません。
<3Dプリンティング>
デジタル上の設計に基づいて材料を重ねる、または材料の連続した層を「印刷」することで、立体的な物体を作り出します。3Dプリンティングでは、物体を作り出すために主にプラスチックや金属を用いますが、最近ではガラスや木などの素材も使っています。3Dプリンティングは大企業から中小企業まで、さらには家庭のリビングルームさえも工場に変えてしまう可能性を持っています。
エッセンシャルエイトに影響を及ぼす最も重要なトレンドは、個々のテクノロジーを融合させ、それぞれ単体の成果の積み重ねより強力なビジネスソリューションを生み出すことです。この技術革新の新たな潮流により、テクノロジーを通じて私たちはより賢く、何倍もの力でよりシームレスに働くことができるでしょう。では、世界を再構築していく6つの融合について見ていきましょう。
<信頼の自動化 >
融合するテクノロジー:AI、ブロックチェーン、IoT
信頼を自動化するためには、ブロックチェーンやIoT、AIといった複数のエッセンシャルエイトを組み合わせることで、データの信頼性を確保したり、ID確認をしたり、複数の当事者が関わる取引を確実なものにすることが重要です。
例えば、IoTセンサーを使えば食料のコンテナを農場から倉庫や店舗まで追跡できるため、サプライチェーン全体を検証できます。これにより、荷物が経路どおりに輸送されているか、輸送経路の各地点での状態、つまり輸送コンテナの内部の温度が高すぎたり、低すぎたり、湿度が高すぎたりしていないかを確認することができます。これらの情報は安全かつ改ざん不能な状態でブロックチェーンに記録されています。
また、ブロックチェーンやIoTによって、変更不可能なサプライチェーンを構築できることから、輸送中に損傷していない、信頼できる製品や商品をバイヤーが入手することが可能になります。さらに、これらのテクノロジーを活用することによって、有害物質を含む製品が正確かつ安全に廃棄されたかどうかを確認することもできます。
<没入型インターフェース >
融合するテクノロジー:AI、AR、IoT、ロボティクス、VR
没入型インターフェースによって、人間、コンピューター、デジタル環境の間でより自然で、かつ違和感のない円滑なコミュニケーションを取ることができます。これらのテクノロジーは触覚や感情といった人間の特性を利用することで、テクノロジーとの交流をより人間らしくし、利用者がデジタル世界になじむ手助けをします。
搭載されたAIを活用することで大量のデータを収集・処理できるため、このインターフェースは音声や文字を認識するだけでなく、感情や全身の動き、脳波や行動までをも感知し、反応することができます。さらに、没入型インターフェースはこの情報を利用者の文字データやその状況と結びつけ、導き出したインサイトによりワークフローを強化することで、利用者が現実世界とデジタル世界を結びつけた直感的なやりとりを行うことを可能にします。
<エクステンディッド リアリティ >
融合するテクノロジー: AI, AR, IoT, VR
AR、VR、MR(Mixed reality:複合現実)を合わせて、XR(Extended Reality:エクステンディッドリアリティ)と呼びます。ARとMRは作業計画や研修に用いられることが最も多く、一方、VRは利用者がソフトスキルや職業上の技術を行う環境をシミュレーションします。XRはAIと組み合わせて活用されることが多く、IoTのヘッドセットやモバイル端末を通じて体験されるものであり、これにより、作業員が危険な業務を安全かつ現実と同じ方法で行うことができます。
例えば、パイロットが飛行機の操縦訓練を行ったり、石油採掘作業員に安全上に関わる複雑な手順を研修したり、保険査定員が水害や煙害、火災による被害を特定するための研修を行ったり、外科医が手術の技術を向上させたり、といったことが実現します。
<労働の自動化 >
融合するテクノロジー:AI、AR、ブロックチェーン、ドローン、IoT、VR
オートメーションやロボティクス、AIシステムが同時に機能し、労働が自動化することによって、計り知れない価値が生み出されるでしょう。
完全に自動化された社会が実現されるのはまだまだ先のことですが、多くの業界はバリューチェーンにおける自律システムを開発・統合し、さらに改良しようとしています。例えば、自動制御によるオートメーションシステムやAIを採用した機械により、バックエンドのデータ処理からライドシェアリングに至るまでのすべてを自動化しつつあります。
自動化されたシステムは、これまではアクセスできなかった大量のデータや取引履歴、機械データ、人間による情報、その他の情報を分析およびフィードバックのために集約することで、より優れた予測に基づいたメンテナンスや情報収集を可能にします。
<デジタルリフレクティング >
融合するテクノロジー:AI、AR、ブロックチェーン、ドローン、IoT、VR
私たちを取り巻く世界をデジタル化する環境は、IoTやシミュレーションモデリング、分析ツールの進歩によって、近年目覚ましい進化を遂げています。
デジタルリフレクションは、複雑かつ相互に依存した現実世界におけるプロセスやインタラクションをバーチャルに再現したものです。このデジタル世界は、人間が介入することなく進化しており、新たなインサイトを発見したり、シナリオをテストしたりすることに役立っています。近い将来、現実世界のモノ(製品やプロセス、さらには人間社会全体)をバーチャルで複製したデジタル世界の中で、環境やライフサイクルをより深く理解するためのシミュレーションや実験が行われることでしょう。
現実世界のモノやコトをバーチャルで複製することによって、実時間のシナリオと比較検証し、即時に結果を予測したり、ビジネス上の決定を下したりすることが可能になります。例えば、この技術は仮想の自動車や工場、果ては都市を開発することに活用できます。
<ハイパー・コネクテッド・ ネットワーク>
融合するテクノロジー:AI、ブロックチェーン、ドローン、IoT
新たなテクノロジーによって接続性はさらに推し進められ、これまでにない速度で処理されるようになりました。これにより、人間は自律システムをシームレスに扱えるようになってきています。
IoTに接続された数十億もの端末がクラウドや5G、メッシュネットワークと組み合わさることで、大規模なインフラの屋台骨を支えるネットワークが安定、高速かつ遅延のない状態で構築され、いつでもどこでも必要な情報にアクセスできるようになります。また、ローカライズされたIoT機器同士の通信によって、クラウドの関与がなくとも必要な時に必要な場所でAI主導型の情報や反応が生み出されるようになります。処理時間が重要でない場合(ローカルで処理する必要がない場合)、データは5Gや通信衛星、LPWAN(省電力広域無線技術)、その他最新の通信基準を通じて、ネットワークに送信されます。
継続的な情報収集とローカライズされた効率的なコンピューティングを組み合わせることで、遠い未来のことと考えられてきたビジネスチャンスを実現可能なものにできるでしょう。
社名 | PwCコンサルティング合同会社 |
設立 | 1983年1月31日 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー |
代表者 | 代表執行役CEO 大竹 伸明 |
社員数 | 3030名 |
事業概要 | 戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。グローバルに広がるPwCのネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、国内はもとよりグローバル市場での競争力強化を支援します。 |
グローバルネットワーク | PwCは、世界155カ国に284,000人以上のスタッフを擁しています。 私たちはこのネットワークから世界の最新情報や潮流を把握し、また海外拠点と協力しながら、クライアントを支援しています。世界のPwC の多くの拠点には、日本人プロフェッショナルおよび日本語対応スタッフが常駐し、日本のクライアントの利便性を一層高めています。 この強固なネットワークにより、私たちは皆様にあらたな価値創造の支援をお約束します。 |